これなら使い方を間違えない! 英単語を文章の中で覚えることの利点
英単語って、何も取っかかりなしにいきなり覚えようとしても、なかなか覚えられませんよね。
例えて言うなら、全然凹凸のない壁をよじ登ろうとするようなものです。
でも、何か覚えるためのヒントがあれば、ぐっと記憶に残りやすくなります。
英単語を覚えるために辞書を開いたら、ぜひ確認するべきポイントに書いた
「語源で覚える」というのも、ひとつの方法です。
今回は、また別の方法をご紹介しますね。
文例で覚える
単語を「その言葉だけ」で覚えるのではなくて、短い文章やフレーズの形で覚えるのです。
いちいち全部の単語を文章ごと覚えるのは、ちょっと大変だと感じるかもしれませんね。
確かに、単語を覚えるだけでも大変なのに、
さらにフレーズで覚えるとなると、躊躇してしまいます。
とりあえず、覚えるとまではいかなくても
「英文の中で、その単語がどういう風に使われているか」というのを確認してみてください。
その単語だけをただただ頭に入れようとするよりも、
前後の単語と組み合わせることが「覚えるためのヒント」になるわけです(^^)
文例で覚えることのメリット
例えば、「聞く」という単語には”hear”と”listen”があります。
電話で「聞こえる?」なんて相手に聞くときは
“Can you hear me?”
と言います。
一方、相手が上の空でこっちの話を聞いていないときは
“Listen to me!”
と言うんですね。
“hear”は、意識しなくても自然と耳に入ってくる状態や「聞こえる」と言いたいときに使います。
“listen”の方は、何かを集中して聞くときに使います。
日本語で「聴く」と書けば、ピンと来るのではないでしょうか。
こうやって文章の中で使われているのを見ると、意味の違いも掴みやすいです。
それに「”hear”は、すぐ”me”って目的語を取るんだな」とか
「”listen”は、”to”って前置詞を入れないといけないんだな」というように
使い方もわかってきます。
だから、単語の本で単語を覚えるときは、例文がついているものをオススメします。
単語の本の選び方
英単語の本ってたくさんありますよね。
どの本を選ぶか迷うときは、以下の2点で決めると良いですよ。
- 今の自分の英語力に合うもの
- これから受ける試験に特化したもの(英検とかTOEICとかTOEFLとか)
この2点からずれた本を選んでしまうと、なかなか覚えられなかったり
試験に全然出てこない単語ばかり覚えてしまうことになりかねません。
基本的な単語をしっかり身につけて使えるようになりたい場合は
『DataBase3000』がオススメです。
中学校で習うような基本的な単語が網羅されています。
全部の単語に例文が載っていますし、CDもついていますよ。
私が持っているのは第3版なのですが、現在は第4版が発売されているようです(^^)
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スマートフォンのアプリで覚える方法もご紹介しています。
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