英語初心者のための、リスニングに最適な素材と、避けた方が良い素材
リスニングに使える素材は、いろいろあります。
- リスニング用の教材
- 英語の映画やドラマ
- 英語ニュース
- スマートフォンのポッドキャスト
どの素材も良い練習材料になります。
ただ、最初のうちは「リスニング用の教材」を使うことをオススメします。
この記事の目次
リスニング用の教材をオススメする理由
理由はとても簡単です。
最初は教材を使うのが、一番効率的にリスニング力をつけられるからです。
理由その1:どうしても聞き取れないときに、答えを確認できる
答えを確認できるというのは大事なポイントです。
何度も聞き直していれば、だんだん聞き取れる箇所は増えてきます。
でもたまに、どうしても聞き取れないことがあるものです。
何十回繰り返しても聞き取れなかったりするんですよね。
そうなったらもう、答えを見た方が早いです。
答えを見てから聞き直すと、案外あっさり聞き取れちゃったりします。
でも、英語ニュースやポッドキャストは、正確な答えがないことがよくあります。
素材によってはスクリプトがありますが
省略されていたり、言い回しが若干違ったりして
「アナウンサーが言った文章と完全に同じ」ということは少ないです。
映画やドラマも、DVDには英語字幕がついていたりしますが
やはり、ところどころ字幕と違っていたりします。
実際に役者さんが演じたときに、少し元々のシナリオと言い回しを変えたりするんですね。
アドリブが入ることもあります。
理由その2:発音がクリアで聞き取りやすい
実際に観ていただくとわかると思いますが、
映画やドラマの英語はかなり聞き取りづらいです。
学校で、”It is”を”It’s”と略したり、”I do not”を”I don’t”と略すのを習いましたよね。
こんな感じで、ネイティブの人たちは略したり、
ふたつの単語をくっつけたりして話しているので
慣れないうちは聞き取るのが大変なのです。
その点、ニュースだとアナウンサーが滑舌良く話すので聞き取りやすいですね。
もちろん、教材もクリアに発音されているので聞き取りやすいです。
理由その3:同じ素材を繰り返し聴ける
ニュースやポッドキャストは、どんどん新しいものが配信されますよね。
リスニングに慣れてきたら、こういう素材を次から次へと聴くのも勉強になります。
でも、慣れないうちは1回聴いただけでは聞き取れないので、効率が悪い練習方法です。
『英語のリスニング練習「たくさん」と「じっくり」どちらを選ぶべき?』
という記事で書いた通りですね。
まとめ:教材を使って効率良くリスニング力を鍛えよう
教材は、ナチュラルスピードで、答えの英文を確認できるものにしましょう。
何度かご紹介している「30日間英語脳育成プログラム」は
リスニングに特化した教材ではありませんが、ふたつの条件を満たしています。