発音が綺麗じゃないからって、英語を話すことに躊躇していませんか?
綺麗に発音することは大事でしょうか?
綺麗な発音は絶対条件?
もちろん、綺麗な発音で英語を話せたら素晴らしいですよね。
ネイティブスピーカーにもこちらが言っていることをすんなり理解してもらえますし、
何よりカッコイイです(笑)。
でも「綺麗に発音すること」は、英語を話すための絶対条件ではありません。
発音がヘタでも英語が通じる例:その1
以前、レストランで食事をしていたとき
近くに4人のグループがいました。
ひとりだけ英語のネイティブスピーカーで、後の3人は日本人でした。
年齢や雰囲気からして、たぶん
ネイティブのダンナさんと、日本人の奥さん。
それから、奥さんの方のご両親だったのだと思います。
ネイティブの男性はあまり日本語が話せないようで、
日本人の女性がその男性と話すときは、もっぱら英語でした。
女性の方は、あまり発音が上手ではありませんでした。
というより「綺麗に発音すること」を重要視していない感じでしたね。
完全にジャパニーズアクセントなんですけど、
それを気にするふうでもなかったです。
男性の方も、特に聞きづらそうではありませんでした。
でも、発音こそ上手くなかったですけど、
さすがに英語を話すことは慣れているようでした。
全然、男性との会話に淀みがないんです。
私はそのとき「発音は私の方が多少マシだけど、
とてもこんなに流暢には話せないなあ」と思ったのでした。
この女性と私、どちらの方がより豊富に、英語でコミュニケーションできるでしょう?
考えるまでもありませんよね。
発音がヘタでも英語が通じる例:その2
「ヒーローズ」というアメリカのドラマをご存知ですか?
ヒロという日本人オタクのキャラクターが出てきます。
ヒロは、普段は日本語で話していて、ドラマでは英語字幕が表示されます。
英語のネイティブスピーカーと話すときだけ、英語を使います。
発音はヘタです(笑)。
ヒロを演じているマシ・オカさんは子供の頃にアメリカに渡って
ずっとアメリカで暮らしているので、本当は英語ペラペラです。
でも「英語のヘタな役」を素晴らしくリアルに演じています(笑)。
でも、これだけ発音がヘタでも、アメリカの視聴者は
問題なくドラマを観られているということです。
ちゃんとヒロの英語が、ネイティブに通じるということですよね。
まとめ
発音が上手くないと、英語を話すことに躊躇してしまうかもしれません。
発音を綺麗にしようとがんばるなら素敵なことですが、
綺麗な発音で話せないからという理由で黙り込んでしまうのは、本末転倒です。
発音がヘタなのは、あたりまえです。
だってネイティブスピーカーじゃないんですから。
相手も、そんなに気にしていません。
ジャパニーズアクセントだろうとなんだろうと、
臆せずどんどん英語を話していきましょうo(^^)o