不自然な直訳英語にしたくないなら:誰でも知っているお役立ちツール

活字中毒の人は、辞書をひくのも好きだと聞いたことがあります。
私には、イマイチ辞書のおもしろさがわかりませんでした。
でも最近、ある辞書をひくのが結構楽しいのです。

英語にない言葉でも、がんばって探してくれる辞書とは

「こんなことを英語で伝えたいなー」と思ったときに、
同じ意味の英語を見つけられないことがあります。

例えば「よろしくお願いします」という言葉。
この日本語はいろいろな局面で柔軟に使えて、本当に便利です。
でも残念ながら、英語には該当する表現がないんですよね。

実は私、今月から仕事で英語を使っているのですが、
最初に取引先の会社へ挨拶のメールをするときに困りました。

『よろしくお願いします』が使えないとなると、なんて書けば良いんだろう(・・;)

って、途方に暮れましたよ、ほんと。

結局、苦し紛れに”I’ll do my best.”と書いた挙句に、
先輩に「ベストを尽くすって書いたからには、今後の仕事に期待しますよ(^^)」と、
要らぬプレッシャーをかけられました(笑)。

その後、相手の方からの返信を読んだりして
“I’m glad to work with you.”(一緒にお仕事できて嬉しいです)
とか書いとけば良かったーと思いましたが、もう後の祭りです(^^;)

ともかく「よろしくお願いします」にあたる英語はないので、
それぞれの局面に合う英文を言わないといけないわけです。

こんなときには、和英辞書が役に立ちます。

私の持っている辞書だと、各場面に合わせていくつかの例が掲載されています。
長いので抜粋・要約しますと、こんな感じです。

  • あいさつでは「よろしく」と表現せず”pleased to meet you.”(お会いできて嬉しい)をつけることが多い
  • 依頼の場合は、命令形の冒頭に”Please”をつける
  • 「ご家族の皆様によろしく」のような場合は”Please say hello to your family.”

各場面に合わせて、いろいろな言い方がありますね。
上記の簡単な説明だとわかりにくいと思うので、
興味がわいたらお持ちの辞書をひいてみてくださいね。

和英辞書で発見! こんなに簡単な文なの?

さっき「後の祭り」って書きましたけど、
これも英語だとなんて言うのかなって興味がわきませんか?

まさか”late festival”じゃないとは思いますが(笑)。
よし、これも和英辞書をひいてみようではありませんか(^^)

It’s too late now.
(引用元:ウィズダム英和辞典)

ストレートに「遅すぎる」と言ってますね。
言われてみれば、なるほどって感じです。
つい日本語に引きずられて難しく考えがちですが、案外簡単な英文で言えるものです。

「これ、英語でなんて言うのかな?」と思ったら、気軽に辞書をひいてみましょう。
結構、日本語の細かいニュアンスに合わせた訳文が載っていて、おもしろいですよ(^^)

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