英語の多聴はこうやって練習する! 着実に上達する2つのステップ

英語の精聴はこうやって練習する! 着実に上達する4つのステップでは、
ひとつの素材をじっくり聴く練習方法をご紹介しました。

今回は、たくさんの素材を聴いていく場合の練習方法をご紹介します。

1.音に集中して聴く

多聴を始めたばかりの時期は、聞こえてくる音に集中します。
たくさんの素材をどんどん聴いていく場合は、1回しか聴かないことが多いので
「その1回で全部聞き取る!」というくらいの意気込みで聴いてみましょう。

そうは言っても、最初のうちは全然聞き取れないと思います。
でも、それはあたりまえのことなので、気にする必要はありません。
今の実力で最大限聞き取ることを目指して、音に集中します。

この段階では、意味を理解しようとしなくていいです。
意味をつかもうとして「えーと?」と悩んでいると
音声がどんどん進んでしまい、聞き損ねてしまうからです。

2.大意をつかむ

多聴を続けていると、徐々にはっきりと聞き取れるようになってきます。
「だいぶ多聴に慣れてきたな」と感じたら、
今度は全体の意味を把握することを目指します。

1の場合とは逆に、細かいところまで聞き取ろうとしなくても構いません。
冠詞や前置詞は聞き損ねてしまうかもしれませんが、あまり気にしないでください。

それよりも、主語や述語をちゃんと聞き取って、
何の話をしているのかわかるように聴いていきましょう。

この段階で大事なのは「瞬間的に意味を把握する」ということです。
「この単語知ってるけど、なんだっけ?」と思い出しているうちに
音声は容赦なく進みます。

1の練習で耳は慣れているはずなので、
もしこの段階で瞬間的に意味を把握できないとすれば、
文法や単語の力が足りないということになります。

その場合は、もう少し精聴や、単語を覚える方を優先して練習しましょう。

日本語と同じような速さで、聴いた瞬間に意味が理解できると
英語がすごく楽しくなりますよ(^^)

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