単語を覚えるときによく陥る失敗と、失敗を回避する方法
これは、私がたまにやってしまう失敗です。
私に限らずありがちな失敗なので、回避方法を含めてお知らせしますね。
管理人・いんぐりこがやらかした失敗
前回の「これなら使い方を間違えない! 英単語を文章の中で覚えることの利点」
という記事で『DataBase3000』という単語の本をご紹介しました。
私がこの単語集を買ったのは、英語の実力がそこそこついてきた頃でした。
だから、この本は「復習」のつもりで買ったんですね。
「やっぱり、基礎をおろそかにしちゃいけない!
簡単な単語ばっかりみたいだけど、覚えているかどうか確認しておこう」
と思ったのです。
ところが、いざ開いて確認してみたら、惨憺たる結果でした(^^;)
『DataBase3000』は、ページの一番左側に英単語が載っています。
その右側に日本語が書かれていて、赤い半透明のシートで隠せるようになっています。
英単語を日本語に直すのは、わりと簡単にできました。
残念ながら、全部完璧とはいきませんでしたが、9割以上できました。わからないんですねー、英語が。
半分くらいしか英語に直せないんです。
もしくは、英単語を思い出すまでにすごく時間がかかったんですよ。
失敗した原因
咄嗟に単語が出てこなかったら、その単語を覚えていることにはならないですよね。
会話のときに、いちいち「うーん」と思い出さなくてはいけないという羽目になります。
実際に、その単語を見ると「ああ、これかあ」って納得はするんです。
英語を日本語に直したときは9割できたんだから、当然ですよね。
これは、普段の練習方法が「英単語を見て、日本語で意味を覚える」
という形だったからです。
『DataBase3000』の前に使っていた単語の本も、
左側に単語が載っていて、右側にシートで隠せる日本語が載っている形でした。
「じゃあ、左側に日本語が載っていて、右側に単語が載っている本ならいいのかな?」
と思ったのですが、そう簡単にはいきませんでした。
逆に、英単語を見ても意味が浮かばないのです(^^;)
結局、一方向だけで練習するから、こういう失敗をしてしまうんですね。
失敗を回避する方法
とても単純な方法です。
英語→日本語と、日本語→英語の両方を練習すれば良いわけです。
本で覚える場合は、赤い半透明のシートと一緒に、メモ用紙を本に挟んでおきましょう。
時々、赤い字の方じゃなく黒い字の方を隠して、覚える練習をしてみてください。
交互に練習しておけば、英語→日本語も、日本語→英語も、迷わずできるようになります(^^)
また、交互に練習するためには、本以外のものを使う練習方法もあります。