あれは20年ほど前の夏の怪談……「恐怖! 無言の首振り人形」
いきなり妙なタイトルですみません。
今回は息抜きに、管理人の英語に関する失敗談をご披露します。
初の飛行機搭乗
あれは、管理人にとって初めての海外旅行でした。
大学の夏季セミナーで、アメリカに行くことになったんですね。
ユナイテッド航空の飛行機に乗って、大きな期待とともに成田空港を飛び立ちました。
ユナイテッド航空ですから、機内アナウンスも、
キャビンアテンダント(当時は「スチュワーデス」)との会話もすべて英語です。
といっても、会話らしい会話はしませんでした。
たぶん、機内食に肉か魚かって訊かれて「魚」と答えたくらいじゃなかったかな?
そして、キャビンアテンダントさんが飲み物を運んできたときに
悲劇が起こったのです。
事件発生!
キャビンアテンダントさんが、私の膝に思いっきり飲み物をこぼしちゃったんです。
もちろんその方は大慌てで、すごい勢いで謝ってくれましたし
タオルも持ってきてくれたんだったと思います。
幸い、着てたのは安物のデニムでした。
飲み物も冷たいジュースだったので、やけどの心配もありませんでした。
加えて、私は人見知りですが、わりと外ヅラが良い方なのです(笑)。
というわけで、私はキャビンアテンダントさんに「大丈夫ですよ(^^)」と言いました。
いえ、言おうとしました。
でも、私の頭の中には該当する英文がまるっきり浮かんでこなかったのです。
完全に不審者
今思い返すと、いくらでも言いようはあっただろと思うんですよねー。
“No problem, never mind.”とか”Don’t worry. I’m all right.”とかね。
多少文法や単語が違っていたとしても、どうってことはなかったでしょう。
いっそのこと、日本語だって良かったと思うんですよ。
「大丈夫ですよー(^^)すぐ乾きますから」とか笑顔で言っておけば
とりあえずこっちが気にしてないんだってことは伝わったと思います。
でもそのときは「英語が出てこない」ことに完全にパニクってて、
日本語でもいいっていう発想すら出てこなかったんですね。
ということで、私が苦し紛れに取った方法は
「無言の笑顔で、首を横に振る」
でした。
…………。
たぶん、そうとう不気味だったと思います。
機内食で「魚」って言ったんだから、声が出るのはわかっていたでしょうしね。
まとめ
- 学生時代の管理人は、スピーキングがボロボロだった
- そのせいで恥ずかしい失態をやらかした
- 今は、もうちょっとマシに話せる(たぶん)
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