英単語を覚える秘訣は「イメージトレーニング」にあった!
あなたは英単語をどんな方法で覚えていますか?
英語と日本語をセットで覚えていますか?
単語帳を開いて、片側の英語と、隣の日本語を見比べながら頭に入れていく感じでしょうか?
それとも、英文を読んでいるときに出てきた知らない単語を英和辞書で調べて
「なるほど、こういう意味か」と覚えていく形でしょうか。
私は、基本的に単語帳を見て覚えていきます。
ただ、単語帳や英和辞書で覚えていく方法には、ひとつ欠点があるんです。
日本語で覚えてしまう
日本語訳を見ると、どうしてもその日本語で覚えてしまうんですよね。
実際に辞書をひいてみればわかりますが、
「日本語の意味が1つだけ書かれている」なんて単語は、ほとんどありません。
大抵、いくつもの訳が書かれていますよね。
そうなると、とりあえず最初の重要そうな意味だけ覚えておくか
「こんなに覚えきれるかー!」と辞書を放り投げるかの選択になります。
意味を1つだけでも覚えておくことは、建設的な選択ではあります。
(少なくとも、辞書を放り投げるよりは。)
ただ、その単語が他の意味で使われていたときに
「あれ? 意味が通らないなあ」ということになって、
全然その文章の意味が理解できなくなってしまう可能性があります。
そんな状況を避けるためには、まず英英辞典で覚えるという方法があります。
この方法だと、日本語を介さずに直接英語のまま覚えるので、とても良いですね。
ただ、英英辞典ってどうも敷居が高いんですよね(汗)。
英英辞典を使うときに陥りがちな罠
- 調べたい単語をひいてみる。
- 英文の説明を読んでみる。
- わからないので、説明文に書かれている単語をひいてみる。
- またわからないので、説明文に書かれている単語をひいてみる。
- エンドレス。
英語に慣れないうちは、こんな悲しいことになりがちです(汗)。
だから今回は、もう少し敷居の低い方法をやってみましょう。
それが、イメージトレーニングです。
イメージで英単語を覚える
イメージトレーニングといっても、実は
「『英単語を覚えて、ペラペラ英語を話す自分』を想像してみる」とか、
そういう意味ではないのです。
英単語を日本語に訳して覚えるのでなくて、イメージで覚えるということです。
例えば”apple”という単語を覚えるときに「りんご」と覚えるのではなくて、
皮が赤や黄色の、食べるとシャキシャキしている果物のイメージで覚えるんですね。
もうひとつ例として”heavy”という単語を考えてみます。
辞書をひくと「重い」「大きい」「ひどい」「激しい」「重大な」とか
何やら日本語の意味がずらずらと書かれています。
でも、それぞれの日本語を比べてみると、なんとなく共通したイメージがありますよね。
なんかこう、重くて大きくて大変そうな感じがします。
この「重くて大きくて大変そうなイメージ」で覚えるわけです。
そうすると、いちいち「重い」「大きい」って日本語をひとつずつ覚えなくても
その単語に出会ったときに、するっと意味が理解できます。
まずは簡単な単語から、試してみてはいかがでしょうか(^^)