英文法を覚えれば英語が簡単になる

前回の記事では、英単語を覚えることの大切さについて書きました。

さらにもうひとつ、英語を覚えるために大事なものがあります。
それが文法です。

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「メンドクサイ」の先にあるもの

えー(- -;)文法なんてメンドクサイ」と思いますか?
そうなんですよねー。
文法って、なんかメンドクサイんですよね。

だって、文法の本を見ると「目的語」だの「補語」だの、
いかにもメンドクサイ雰囲気の単語が並びますし。
現在完了」だの「過去完了」だの、そんなの日本語にはないですし。
敷居が高いですよね、文法って。

「とりあえず単語だけ覚えておけば、なんとかなるでしょー」なんて思うこともありますよね。

でもですね。
最初こそメンドクサイですけど、そのメンドクサイことを地道に覚えておくと、
その後が、すごく楽になるんです(^^)

「単語さえわかれば」って思いがちですけど、案外
文法を理解しておかないと、意味を取り違えてしまうんですよね。

文法から外れると、こんなに意味が変わる

ひとつ例を挙げてみますね。

1. I gave her the doll.
2. I gave the doll her.

この、ふたつの文。
どちらも「主語・述語・目的語・目的語」という語順です。
いわゆる「SVOO」の文型ですね。

この文型では、最初の目的語が「」、次の目的語が「」です。

「1」だと「私は彼女に、その人形をあげた」となりますね。
至って普通です。

でも、2の場合。
私はその人形に、彼女をあげた」となるわけです。
単語を入れ替えるだけで、いきなり狂気を感じさせるような、
コワい文章になったと思いませんか?

さらに、単語がたくさん並んでいる長ーい文章だと、
ひとつひとつは知っている単語なのに、何が書かれているのか
全然わからなくなってくるんです(・・;)

自分から相手に何か伝えたいときも同じです。
「英語で、こんな風に言いたいんだけどなー」と思ったときに、
ちゃんと英文法に沿って単語を並べれば、言いたいことが相手に的確に伝わります。

文法を覚える方法

「文法が大事なのはわかっているけど、やっぱり文法の本を読むのはメンドクサイなー」
そう思うときには、やっぱり楽しくできる方法を探しましょう。

この記事でも書いたように、いきなり問題集を解いていくのも良いと思います。

例えば「総合英語Forest」っていう、桐原書店の文法書があります。
この「Forest」は、「解いてトレーニング」っていう問題集もあるんですよ。
だから、文法書と問題集をセットで入手することをオススメします。

「Forest」は文法書の方も、全ページカラーですし、イラストも多くて読みやすいですよ(^^)
文法書にざっと目を通してから問題集に取り組むのもいいですし、
いきなり問題集から始めて「難しいなー」と思ったら
文法書に戻ってみるという方法もアリです。

最初のうちは「主語」だの「述語」だの「目的語」だのって
堅苦しい言葉がいっぱい出てきて、なかなか頭に入らないかもしれませんけど
慣れてくると、いちいちそんな風に確認しなくても、感覚的にわかるようになってきます。

先ほど挙げたふたつの例を見て「2の方は、なんか変だな?」って思えれば
もう「SVOO」の文型は頭に入っていることになりますね(^^)

「英文法って苦手……」とオドオドするのではなくて、
こちらからやっつけてやるつもりで、積極的に攻めましょうo(^^)o

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